工作

マニキュアを使ったマーブリングの作品の作り方

@saori
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自宅に余っているマニキュアを再利用!

色の掛け合わせが美しい、マーブリング工作をしていきます。

偶然が生み出す美しい柄で、自分だけのオリジナル作品を作りましょう。

マーブリングとは?

絵画技術のひとつで、水面にできた模様を写して楽しみます

水の上にカラー剤をいくつか流し、そっとかき混ぜることで、色が混ざり合い「大理石」を思わせるような、美しい模様ができ上がります。

紙・ガラス・木材など…さまざまな材質のものに写せます

使用する材料もシンプルなので、小さな子どもでも手軽に楽しめますよ。

マニキュアを使ったマーブリングの作品を作るのに使うもの

今回は余りがちなマニキュアを使って、マーブリングをしていきます。

絵の具でも代用できるので、手元にあるものを使って挑戦してみましょう。

材料を新しく用意するのであれば、絵の具の方がコスパはいいかもしれません!

しかし微妙な色の違いや艶はマニキュアの特徴のひとつで、絵の具にはない美しさがあります。

材料
  • マニキュア
  • 大きめの器
  • マーブリングをする入れ物(花瓶、ペットボトル、瓶など)
  • 爪楊枝
  • クッキングペーパー(乾燥用)
  • 新聞紙(汚れ防止)

マニキュアを使ったマーブリングの作品を作ってみた

ではさっそく、作り方を確認していきます。

窓やドアを開けて、必ず換気をしながら行ってください。

失敗編・成功編を載せるので、コツを掴んですてきな作品を作りましょう!

【失敗編】花瓶にマーブリング

最初は花瓶にマーブリングをしたのですが、結論から言うと大失敗。

  • 絵の具の量
  • 時間
  • 器の大きさ
  • 柄の厚み、細かさ
  • 水面からの距離

など、失敗要因は多数ありました。

詳しくは、手順と一緒に次から紹介していきます。

【失敗編】手順は同じ

汚れ防止の新聞紙を敷いて作業を始めましょう。

器に水を入れたら、表面に絵の具をゆっくりと垂らします。

垂らし終わったら、爪楊枝で水面を何回かなぞって、色を混ぜ合わせましょう。

この時はきれいなマーブル模様ができた…と思っていましたが、全然違いました!笑

水面に絵の具が溜まり、上手く混ざっていません。

色に厚みがあり、なんだか重たい印象です。

目指すべきはこっち!

色が細かく混ざり合い、水面も少し見えています。

イメージ通りになったら(このあと失敗するのですが笑)入れ物を用意して、水面にそっと乗せます。

そのままぐるっと入れ物を転がすと…ん?…入れ物には写せましたが…。

でも、なんだか、ちょっと…。

全体的に、重たくないですか?

柄が擦れた感じもしますね。

とりあえず…きれいに乾くようクッキングペーパーの上に置いて、風通しのいい場所に置いておきましょう。

手順は以上です!

この中に注意すべきポイントが隠れているのですが、それはこの後詳しく。

失敗編・成功編どちらも同じ手順なので、作るときは上記の流れを参考にしてくださいね。

【成功のコツ1】絵の具の量に注意!にじんでもOK!

水に垂らす絵の具は、分量が重要です。

使用するマニキュアを増やすと、使う量も自然と増えるので注意しましょう。

少ないかな?と思うくらいで一度止め、全体のバランスを確認してくださいね。

隙間から水面が見える程度で終わらせると、上手くいきますよ。

マニキュアの種類によっては水にじんで広がるものもありますが、心配いりません。

最後は爪楊枝で全体を混ぜ合わせるので、気にせず続けましょう!

【成功のコツ2】時間勝負!作業は急ぎつつも丁寧に!

絵の具を水面に流してからは、時間との戦いです。

使用するマニキュアの蓋は外して、素早く流し込みましょう。

高い場所から垂らすと、勢いあまって跳ねたり、重さで水の下に沈む場合があります。

水面から5cmほど離し、素早く手を動かして模様を作りましょう。

でき上がったら、爪楊枝をささっと動かして色を混ぜます。

ついつい慎重になってしまいますが、爪楊枝は早く動かすほうがきれいに混ざりました

動きが遅いと爪楊枝にマニキュアが付着するので、思い切って動かしましょう。

水玉模様のように、マニキュアが重く残っている部分は重点的に広げてください。

厚みが残ったままだと、マーブリングしたときに液だれしやすくなります。

【成功のコツ3】器は大きめを用意!入れ物が回転できるサイズを!

水を溜める器ですが、大きなものを選びましょう。

最低でも5cmほどの深さがあり、入れ物が中で回転できるほどの余裕が必要です。

最初に紙皿を用意したところ…大失敗しました。

深さがないと上手く回転できず、せっかくのマーブリングが底に触れ、こすれ落ちてしまいます。

マーブリングが水面に上手く広がらず、入れ物に写りきらない(足りない)こともあります。

大は小を兼ねる!大きな器を用意すれば安心です。

【成功のコツ4】柄をつなぐのは難しい!マーブリングは大きめに!

水面に作ったマーブリングの範囲が小さいと、足りなくなって再度作ることに。

その様子が、こちらです。

同じような色味で作ればよかったのですが、面倒になって&雰囲気を変えたくて少し色味を変更しました。

その結果、マーブリングのつぎ目がなんとも微妙なことに…。

マーブリングの写しが一度で済むように、大きめに作ることをおすすめします。

マニュキュアを使ったマーブリングの作品を作る際の注意点

最後に、注意点をまとめておきますね。

1回目の失敗をもとに、成功方法を学びました。

2・3回目は成功しているので、作業前にぜひ目をとおしてください。

作業前

時間に余裕があれば、とにかく試作をしておきましょう!

紙コップやハガキなど身近なものに写してみてください。

面倒であれば、水面にマニキュアを垂らして色の広がりを見るだけでもかまいません。

失敗したときには除光液が使えますが…全て落としきるのは大変です。

作業中

  • 使用するマニキュアは蓋を開けておく
  • マニキュアは高い場所からは垂らさず、水面に近づける
  • 水玉のように固まっている部分は、重点的に爪楊枝で広げる
  • 爪楊枝や入れ物など次に使うものをすぐ側に置き、急いで作業する

作業後

片付けのときには、爪楊枝・ティッシュを使うときれいに汚れを落とせます

表面でくるくるっと回すときれいにまとまります。

水を流す前に試してみてくださいね。

マニュキュアを使ったマーブリングの作品の作り方のまとめ

マーブリング!一見簡単に見えますが、意外にもコツが必要な工作でした。

唯一無二の色の混ざり合いがとても美しく、何度も挑戦したくなりますね。

子どもでも工夫をしながらできるので、年齢関係なく楽しめますよ。

ABOUT ME
さおり
大学卒業後小学校教員、特別支援学校教員を務め退職。
半年間フィジー留学。
帰国後スクールでプログラミングを学び、IT企業へ転職。
現在はフリーランス。
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