失敗しない!マーブルクレヨンの作り方を紹介
折れ曲がったクレヨン、色の足りないクレヨン、机の奥にしまったままになっていませんか?
クレヨンを混ぜあわせてアップサイクル!マーブルクレヨンを、好きな形で作ってみましょう。
クレヨンそのものが材料になるので、余計な準備は入らず、手軽に楽しめます。
マーブルクレヨンとは?
さまざまなカラーが混ざりあったクレヨンです。
マーブル模様のように色が複雑に混ざるので、マーブルクレヨンと呼ばれています。
クレヨンに熱を加えて溶かすため、思い通りに配色できないのもおもしろさのひとつでしょう!
紙に描いたときの色の混ざり合いがとても美しいです。
使い古したクレヨンのアップサイクルやプレゼントとしてもおすすめです。
マーブルクレヨンを作るのに使うもの
使用する材料はとてもシンプルです。
クレヨンさえあれば、自宅にあるもので楽しめます。
- クレヨン
- 耐熱皿または耐熱カップ(シリコンカップがおすすめ)
- 電子レンジ
- ハサミまたはカッター
今回は電子レンジを使って加熱しますが、湯煎でも楽しめるようです。
電子レンジの使用に抵抗があれば、湯煎でクレヨンを溶かしましょう。
失敗しない!マーブルクレヨンの作り方
それではさっそく作り方の確認です。
注意してほしいポイントは、最後にまとめて紹介しますね。
クレヨンを折る
まずは、クレヨンを適度なサイズに折りましょう。
耐熱カップに入るようにサイズを確認しながら進めよう!
今回は1〜2cmほどに折り曲げましたが、もう少し細かくすればよかったと感じました。
カップの中に山を作るよう重ねるので、細かいほうが融通がききます。
サイズが大きいと加熱に時間がかかるだけでなく、クレヨンとクレヨンの間に隙間が生まれて上手く詰め込めず、小さなマーブルクレヨンに仕上がってしまいます。
ハサミやカッターを使って細かく刻むのがいいね。
型に並べる
それでは実際に型に並べてみましょう!
色をたくさん混ぜてもいいですし、5色ほどに絞ってもきれいです。
色の切り替えが多いと、何色になるか分からないドキドキ感があるね。
色を絞ると使える面が広くなるから、使いやすさがアップするよ。
好みに合わせて配置してみてください。
型よりも少し高く(はみ出る)なるまで、クレヨンを重ねてください。
溶けるときれいに収まります。
電子レンジで温める
型に詰め終わったら、電子レンジで温めましょう!
耐熱性の型であることを確認して、目を離さずに温めましょう。
500ワットで10分を目安にしつつ、3分ごとに扉を開けて中の状態を確認しましょう。
今回は10分では足りなかったので、追加で5分温めました。
室温や電子レンジの種類によって変わるので、こまめに確認してください。
冷めるのを待つ
クレヨンが溶けたら電子レンジから取り出し、冷めるのを待ちましょう。
シリコン性の型は柔らかいので、クレヨンをこぼさないよう注意してください。
高温のクレヨンに触れると、火傷してしまいます。
取り出しが不安であれば、加熱時に皿を敷いておくことをおすすめします。
型から外して完成
クレヨンが完全に冷めたら、型から外してください。
あれ、表面に白いものが浮いていますね。
電子レンジから取り出した直後にはなかったので理由はわかりませんが、クレヨンの劣化や加熱時間に問題があったのかもしれません。
全てが白くなったわけではないので、不思議です。
とりあえず、裏面も確認してみましょう。
きれいに混ざっていますね!
紙に書いてみると…。
おぉ!色が混ざりあってきれいです。
先ほどの白い部分は、薄ピンクに。
見た目は悪いですが、使用上は全く問題ありません。
気になる場合は、はさみでカットしてくださいね。
クレヨンの当たる面を調整すると、色の書き分けもできるよ。
混ぜる色の数によって、書き分けの難易度は変わりそうです。
書き心地も問題ありません。
形は少し歪になってしまいましたが、無事にマーブルクレヨンが完成しました!
所要時間は、30分ほど(冷めるのを待つ時間は除く)です。
マーブルクレヨンを作る際のコツや注意点
最後に作るときのコツや注意点を紹介します!
型の種類を確認
使用する型が耐熱性であることを必ず確認してください。
また、型のデザインはシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
細かなパーツやデザインがあると、型から取り外すときに苦労します。
電子レンジから目を離さない
電子レンジの個体差や気温・室温、クレヨンの種類によって加熱時間に差が生まれます。
500ワットで10分の加熱は目安なので、目を離さずに近くで見守りましょう。
後処理
電子レンジの匂い残りが心配であれば、身近な材料を使って匂いを取りましょう。
柑橘類の皮、コーヒー・茶の出がらし、酢、クエン酸、重曹などを使って簡単に対処できます。
インターネットにたくさん上がっているので、調べてみてくださいね。
湯煎
実は、湯煎でもクレヨンを溶かせます。
融点は50℃以上と言われています。
沸騰した湯で溶けるはずですが、上手くいかなければフライパンで加熱してください。
フライパンに湯を張り、型に入れたクレヨンを並べて様子を見ましょう。
失敗しない!マーブルクレヨンの作り方を紹介のまとめ
使い道に困っていたクレヨンを、簡単にアップデートできました。
加熱作業がありますが、そばで見守れば子どもでも安心して楽しめます!
できあがりが予想できない点も、サプライズ感が増していいですね。