ハーブチンキの作り方とおすすめの使い方
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市販の化粧水が合わない…気にせずじゃぶじゃぶ使いたい…!
そんなときこそ「手作り」を楽しみましょう。
身近なハーブを使って、化粧水・痒み止めを手作りしていきます。
ハーブチンキとは?
ハーブチンキとは、度数の高いアルコールに漬けて抽出したハーブエキスです。
ハーブの持つ自然由来の効果を、塗り薬や飲み薬として感じられます。
今回使ったハーブはドクダミ。
独特の香りや強い繁殖力から嫌われ者のイメージがありますが、ドクダミチンキは化粧水や痒み止めとしても有効です。
チンキは完成までに少し時間がかかるので、参考として完成した月桃チンキも紹介しますね。
![](https://www.saaaa6.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ハーブチンキの材料
- ドクダミ
- 空き瓶
- ウォッカ(40度以上のアルコール)
- ボウル
- ザル
【化粧水を作るなら】
- 精製水
- スプレーボトル
アルコールは度数が40度以上であることが重要です。
お酒の品種にはこだわりませんが、度数の確認は怠らないようにしましょう!
ドクダミは洗った後に天日干しをするので、漬けこむまでに2日、完成までに2週間ほどかかります。
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ハーブチンキの作り方
それではさっそく作っていきましょう!
作り方はとても簡単なので、手順を覚えて季節のハーブチンキを楽しんでくださいね。
ドクダミを採集
まずは使用するドクダミを採集しましょう。
ドクダミは5〜6月が最盛期とされ、薄暗くてジメジメとした場所で花を咲かせます。
土の中に広く茎を広げるので繁殖力が強く、一面にドクダミが自生することもしばしば。
![](https://www.saaaa6.com/wp-content/uploads/2022/11/ぴんく30.png)
1本見つければ周りにたくさん咲いてるから、まとめて採取できるね。
使用前に洗いますが、排気ガスや生き物の排泄物が触れない場所を選んで採取しましょう。
肌に触れる塗り薬として安心して使えるよう、可能な範囲で場所を選んでみてくださいね。
採取は茎ごとで構いませんが、最終的に太い茎は取り除きます。
ドクダミを洗う
持ち帰ったドクダミを、さっそく洗ってみましょう。
花の花粉を落としたくないのであれば、葉だけでもかまいません。
アルコールに漬けるのは葉と花なので、洗いながら茎から落としていくのがおすすめです。
ドクダミを乾かす
葉を乾かすスペースがないという場合は茎を残した状態で洗い、茎ごと屋外にぶら下げるのがよいでしょう。
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表面の水分が飛んだらOK!
水分が残っていると雑菌が繁殖し、くさりやすくなるので、注意してください。
ドクダミをお茶にする人もいますが、そのときは葉がまるまるくらいカラカラになるまで乾燥させなければなりません。
「干す」「乾かす」など様々な表現があるので、思い込みで判断しないよう注意しましょう。
瓶の準備
ドクダミを入れる瓶の準備を行います。
瓶を煮沸消毒したら、水分が完全に飛ぶまでよく乾かします。
チンキで使うアルコールを2cmほど注ぎ、蓋を締めてよく振りましょう。
アルコールが全体に満遍なく広がったら中身を捨てて完成です。
ドクダミを瓶に詰める
それでは、ドクダミを瓶に詰めていきましょう!
![](https://www.saaaa6.com/wp-content/uploads/2022/11/ポイント左.png)
葉と花を一緒に漬けても、分けてもOK!
瓶の8割程度まで入れたら、アルコールをギリギリまで加えてください。
アルコールから葉や花が顔を出していたら、しっかりと浸るように押し込みます。
冷暗所で保存
ハーブチンキは冷暗所での保存が推奨されているので、冷蔵庫に入れておきます。
1日に1回上下をひっくり返し、瓶の中がかき混ぜられるようにするとよいでしょう。
1日も経つと透明だった液体が黄みがかってきます。
![](https://www.saaaa6.com/wp-content/uploads/2020/05/ピンクバンザイ.png)
変化を眺めるのも楽しいね。
2週間後:中身をこす
2週間ほど経ったら冷蔵庫から取り出し、ザルを使って中身をこしましょう。
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葉や花はそのまま捨てるのはもったいないから、再利用。
液体と中身を分けて保存してください。
ドクダミチンキの原液は、冷蔵庫で1年ほど保存ができます。
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ハーブチンキのおすすめの使い方
完成したドクダミチンキを使って、普段使いできるものを作ってみましょう!
化粧水
精製水にチンキを加えます。
原液では濃いので、10倍に薄めて使うのが理想です。
お好みでグリセリンを加え、保湿力を高めるのもよいでしょう。
肌との相性は人によって異なるので、まずは身体に使ってみてください。
問題がなさそうであれば、顔など皮膚の薄い箇所に塗って反応がないか確認します。
使い切りのしやすいサイズで作るのであれば、下記を参考にしてみてください。
冷蔵庫で保存し、2週間程度で使い切るようにしましょう!
- 精製水 100ml
- グリセリン 5~10ml
- ドクダミチンキ 5~10ml
痒み止め
痒み止めにはチンキの原液を使います。
チンキはサラサラしているので、綿棒やティッシュにつけて塗ると使いやすいですよ。
入浴剤
まずは、漬けていた葉や花を使いましょう。
そのまま入れると片付けが大変なので、排水溝ネットに入れるのがおすすめです。
お茶のパックや手ぬぐいで包むのもよいですね。
多少色移りするので、汚れても問題ないものを使ってください。
チンキ液も入浴剤として使えるので、葉と花を使い切ったら、湯船に垂らして使いましょう。
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ハーブチンキを作る際のコツや注意点
チンキは完成までに寝かせる時間があるので面倒に感じるかもしれませんが、作り方によってはより簡単に手早く完成するんですよ!
ノンアルコールで作る方法
アルコールに弱い方は、ドクダミを煮出して精製水で割るのがおすすめです。
収穫したドクダミをカラカラになるまで乾燥させるか、市販のドクダミ茶を使ってください。
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ドクダミチンキと違ってアルコールが入っていないので、保存は慎重に。
冷蔵庫に入れて1週間で使い切りましょう。
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ハーブチンキの作り方とおすすめの使い方のまとめ
「ハーブチンキ」聞きなれない言葉ですが、手順はとても簡単でしたね。
下準備さえ済ませてしまえば、あとはでき上がるのを待つだけです!
季節の植物を使って、皆さんも手軽に試してみてくださいね。
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