材料は100均で!フェイクスイーツの作り方とは?
100均に並んでいる工作グッズ、皆さんはじっくりと見たことがありますか?
売り場の大半を占めているのは、デコレーション材料なんです。
今回はこれらの材料を使って、フェイクスイーツを作っていきます。
「どうやって使うんだろう?」「なんだこれ?」と思われがちなミニチュアカップや粘土ホイップの使い道も紹介します。
フェイクスイーツとは?
フェイクスイーツとは、本物そっくりにスイーツを作る工作です。
ケーキ・クッキー・マカロンなどのスイーツをミニチュアサイズで作ったり、アクセサリーや雑貨のデザインとしても取り入れられたりしています。
制作内容によって使う材料は異なりますが、主に粘土やレジンなどが使用されます。
今回は手に入れやすい市販材料を使って、ミニチュアパフェを作っていきましょう!
フェイクスイーツ作りで使うもの
必要な材料は全て100均で購入できますよ!
今回写真で紹介するのは、ダイソーで購入したものです。
- パフェカップ
- ビーズ
- レジン液
- ジェルネイル(カラーレジン)または絵の具
- 粘土ホイップ
- デコレーション素材
今回はパフェカップを用意しましたが、コーンやタルトでもいいですね。
100均の取り扱い商品は入れ替えが早いので、時期によってラインナップが変わります。
お気に入りのものを見つけたら買いだめしておくのがおすすめ!
また、ジェルネイルの代用として、絵の具が使えます。
爪楊枝の先に絵の具を取って透明なレジン液に少しずつ加えましょう。
色がしっかりと混ざるまでかき混ぜれば、カラーレジンの完成です。
フェイクスイーツの作り方
それでは、パフェの作り方を確認していきましょう!
パフェを食べたことのある人ならわかると思いますが、中は何層にも分かれています。
そうだっけ?と思う人は、上の写真を参考にしてください。
ゼリー、フレーク、スポンジ、アイス、ケーキなど…バラエティ豊か!
今回は透明のパフェグラスを用意したので、このリアリティーを追求してみましょう。
上から見ても横から見てもかわいい、本物そっくりのパフェを作りますよ。
レジン液で3〜5層作る
今回はイチゴのパフェをイメージして、紫やピンクを多用していきます!
底の部分にソースを溜めたいので、紫色のジェルネイルを塗ります。
カップの側面を2mmほど塗ったら、UVライトで一度硬化してください。
中身は見えなくなるので、中央にはクリアレジンを流し込みます。
次の層では果実やゼリーを思わせる立体感を出したいので、細かなビーズを入れて上からレジン液を流し込みます。
先ほどと同じように硬化して、2層できあがりました。
3層目以降もイメージに従い作業を進めていきましょう。
層をいくつ作るか、何色にするか、何を加えるか自由に考えられるから楽しい♬
ホイップを絞る
全ての層ができあがったら、パフェの表面にホイップを絞ります。
今回は粘土タイプを使いましたが、シリコンタイプも販売されています。
シリコン→粘土よりもつやっと仕上がるので、よりリアルな質感になる
粘土→シリコンよりも早く乾くので、できあがりを急いでいる場合におすすめ
どちらもコツがいるので、慣れるまでは紙の上で練習してみましょう。
デコレーションを足す
ホイップが絞れたら、好みのデコレーションを追加しましょう。
工作用のチョコスプレーやパールシュガーなどをのせると、立体感が出てかわいいですよ。
フルーツやお菓子モチーフのミニチュアも販売されているので、それらを使うとよりリアルに仕上がります。
フェイクスイーツを作る際のコツや注意点
フェイクスイーツを作るときの注意点は2つ。
頭に入れて、ミスを未然に防ぎましょう。
横からの見栄えも意識する
作業をしていると上からの見栄えを気にしてしまいますが、横からの見栄えもこまめに確認するようにしましょう。
遠目から見てまず目に入るのは、パフェカップの断面です。
色味や立体感があるとリアリティーが増すよ!
よく乾かす
ホイップが完全に乾くまでには、半日~数日かかります。
どんなに急いでいても、ドライヤーで風を当てて乾かすことはおすすめしません。
温風で溶けたり、風の勢いに負けて形が変形したりする恐れがあるからです。
表面が乾かないうちは、埃や塵がかからない場所で保管してくださいね。
材料は100均で!フェイクスイーツの作り方とは?のまとめ
「フェイクスイーツ」という名のとおり、本物と錯覚してしまうほどの仕上がりになりました。
使う材料や色味を変えれば、さまざまなスイーツが作れます。
細かな作業もありますが、ミニチュアならではのかわいさは、一度はまると抜け出せません。
100均の手芸コーナーでぜひ買いそろえてみてくださいね。