散らからない!室内でできる砂遊びを紹介

雨の日の工作にぴったり!屋内でも気兼ねなく楽しめる、飛び散らない砂遊び。
砂にあるものを混ぜて、さらさらの砂をもっちりとした質感に変えていきます。
砂の飛び散りが減るので、場所を選ばずに遊べるようになりますよ!
室内でできる砂遊びで使うもの
材料はいたってシンプルですが、砂を用意するのが少々難しいです。
100均では販売していなかったので、ホームセンターやインターネットで購入することをおすすめします。
用意が難しければ、スーパーで購入できるコーンスターチや小麦粉をメインとした作り方も紹介するので参考にしてくださいね。
- 砂
- コーンスターチ
- 水
- ハンドソープ
砂に色をつけたい場合は、ビーチで見かけるような明るい色(クリーム色)の砂を購入してください。
着色料で染めると、遊びの幅が広がります。
お好みでラメを足してもかわいいですよ。

散らからない!室内でできる砂遊びのやり方
それでは早速、作り方を確認していきましょう。
材料の用意
コーンスターチと水が2:1の割合になるよう、それぞれ準備します。
材料を混ぜる
コーンスターチに水を入れ、コーンスターチが全て溶けるまで混ぜ合わせましょう。
ハンドソープをワンプッシュ加え、さらに混ぜ合わせます。
でき上がった液体を数回に分けて砂にかけ、全体にしっかりと染み込ませます。
底の砂をひっくり返す感覚で、スプーンでしっかりとかき混ぜてください。
緩ければ砂を足して調整しましょう。
全体がしっとりとして、水気を吸ったら完成です!
本当にこれでいいのだろうか…と半信半疑でしたが、完成したものを見て納得。
表面が艶っとしていて、粒の並びがそろっていますね。
写真に写っている左側が成功例、右側が失敗例です。
失敗の原因は、ハンドソープの入れ忘れでした。
液体・泡どちらでも大丈夫ですが、泡タイプは溶けるのが早くて便利でした。
遊び方
型に砂を詰めて型取りをしたり、定規で砂を切ったり…使い方は無限大!
軽く握れば固まるので、粘土のような遊び方ができます。
ふわふわした触り心地が気持ちよく、なんとも癖になりますね。
写真のように、手も汚れにくいです。
汚れないというわけではありませんが、普通の砂と比べると一目瞭然です。
無加工の砂だと、このように真っ黒になります!
- 普通の砂
- 作った砂
特に驚いたのが、砂のまとまり方です。
同じ位置から砂を落としてみたところ、飛び散り方に差が出ました。
普通の砂は原型をとどめていませんが、作った砂はほぼそのまま。
室内遊びにはもってこいですね。

保管
ジップつき袋や保存容器など、しっかりと密閉できるものに入れましょう。
保存料を使用していないので、定期的に様子を確認するようにしてください。
砂がなくても大丈夫!身近な粉で作ろう!
誤って口に入れても安心、料理に使う「粉」を材料にしましょう。
小麦粉+サラダ油
作り方はシンプルです。
料理をする要領で、小麦粉に少しずつサラダ油を加えます。
加えては混ぜて、加えては混ぜて…ポロポロになったら手で捏ねます。
手につかないわけではないですが、扱いやすい仕上がりに!
完成形はクリーム色になりました。
お菓子作りをしているような感覚になりますね。
子どもの食育と絡めると、より一層楽しめそうです。
安全に楽しむため、2・3日を目安に破棄しましょう。
コーンスターチ+ごま油
作り方は小麦粉と同じです。
コーンスターチに少しずつごま油を加えます。
加えては混ぜて、加えては混ぜて…ポロポロになったら手で捏ねます。
完成形も白いまま、まるで雪のようです。
触り心地も独特で、雪のようにツルツルとした感触。
踏みしめたときにキュッキュッと音が鳴るような、あの感覚もあります。
コーンスターチに着色すれば、鮮やかに仕上がるでしょう。
ごま油でなくてもオリーブオイルやベビーオイルなど、油であれば基本的に問題ありません。
こちらも同じく、2・3日を目安に破棄しましょう。
でき上がりの比較
それでは、でき上がった砂を並べて比較してみましょう。
色味はもちろんながら、硬さ・柔らかさ・重さに差が生まれました。
手作りならではの違いもおもしろさのひとつですね。
作ってみて感動した順番は、
- 砂+コーンスターチ+ハンドソープ+水
- コーンスターチ+ごま油(サラダ油推奨)
- 小麦粉+サラダ油
です。
1はとにかく気持ちいい!
ふわふわとした触り心地がたまりません。
着色など制作過程から実験的に楽しむのであれば、迷わず2を選びます。
室内でできる砂遊びのコツや注意点
最後にここまでを振り返り、注意点を確認していきましょう。
砂の購入
今回一番苦労したのが、砂の用意です。
ビーチや公園にある砂を勝手に持ち帰ると、問題になる場合があります。
また、公共の砂がきれいである保証もありません。
インターネットやホームセンターで売られているものを使いましょう。

分量
まずは少量で作り方を確認することをおすすめします。
計量をしながら何度か作り直しましたが、結局その後調整をすることになりました。
材料を混ぜ合わせながら、その場で調整することで上手くでき上がります。
散らからない!室内でできる砂遊びを紹介のまとめ
今回は3種類の方法で、室内でも使いやすい砂遊びについて紹介しました。
身近な材料を使って安心・安全に作れるので、気軽に試してくださいね。
制作過程もなんだか実験みたいでおもしろいです!
