モールアートの作り方を紹介!動物が簡単に作れる
身近な工作素材「モール」を使って、動物を作ってみましょう!
今回はシンプルな工程のクマをつくっていきます。
モール特有のフワフワとした見た目と扱いやすさで、初心者でも簡単に作れますよ。
モールアートとは?
モールアートとは、その名の通りモールで作る作品です。
一般的なモールに使われている芯(針金)は柔らかいので、自由自在に変形できます。
モールを曲げたりねじったりを繰り返し、好みの形に成形していくんですよ。
動物モチーフや植物など、幅広い作品が作れます。
モールアートの材料
とてもシンプルな材料で作れるので、ハードルが低く誰でも手軽に挑戦できます。
今回は最低限の材料を追加して、基本を学びましょう!
- モール
- 小さめのビーズ、または目刺し
- リボン、または刺繍糸
- はさみ
- ボンド
- 爪楊枝
モールアートの作り方
それではさっそく、作り方を確認していきましょう!
初心者でも簡単に作れる「クマ」の作り方を紹介します。
短いモールはつなげて1本にする
短いサイズのモールを購入した場合には、2本をつなげて1本にしましょう。
ロングタイプのモール(約30cm)であれば、そのまま1本使います。
モールのつなげ方はとてもシンプルで、モールの端同士をぐるりとねじるだけ。
1回ではすぐにほどけてしまうので、2〜3回ほどねじってください。
同じ色はもちろん、色を変えてつなげるのもかわいいですよ。
顔を作る
まずはモールを半分に折り、中央を1cmほど折り曲げます。
折り曲げた部分はクマの鼻になります。
2本のモールを折り返し、耳を作ります。
好みのサイズで構いませんが、鼻と同じく1cmほどにするとバランスが整います。
写真のように鼻と耳をきれいに整えたら、モールをクロスさせてねじりましょう。
緩まないように、時折ねじります。
ねじっている位置が、クマの首元にあたります。
このままでは顔の凹凸が少なく物足りないので、目元に立体感を出していきます。
モールを顔の背面に回し、耳の間を通って一周させましょう。
顔にボリュームが出ましたね!
モールが元の位置に戻ってきたら、首元でモールをねじります。
これでクマの顔は完成です!
体を作る
続いてクマの体を作っていきます。
モールで「×印」や「蝶々」を作るイメージです。
まずは左腕から、耳を作ったときと同じ動作で2cmほど折り返します。
右腕も同様に、2cmほど折り返しましょう。
両腕が作れたら、ほどけないようにぐるりとねじります。
ねじった位置がクマのお腹になりますよ。
両腕と同じ要領で両足を折り返したら、余ったモールは首裏に回しましょう。
モールが長すぎるようなら、このタイミングで適度な長さにカットします。
ギリギリでカットするとほどけやすいので、少し長さを残してモールの首元に先端を入れ込みます。
それでも心配な場合は、先端にボンドをつけて固定しましょう。
これでクマの体も完成です!
無事にクマができ上がりましたね。
リボンをつける
このままでは味気ないので、首元にリボンをつけてあげましょう。
クマのサイズが小さいので、リボンはカットして太さを調節して使ってください。
調節が面倒であれば、紐を巻き付けるだけでもかわいいですよ。
刺繍糸はカラーバリエーションが豊富でおすすめです。
サイズが合えば、市販のリボンでもいいですね。
貼り付けるときには、ボンドを使ってくださいね。
爪楊枝を使うと、細かなパーツにもボンドをつけやすいです。
私はアレンジを加えて、ハートのシールを持たせてみました!かわいい!
目鼻をつける
最後にビーズで目鼻をつけて完成です。
目刺しでも構いませんが、100均にちょうどいいサイズのものがなかったので、今回は小さなビーズを使用しました。
リボンと同じように、ボンドで接着してください。
ボンドが乾いたら、クマの完成です。
モールアートを作る際のコツや注意点
シンプルな材料で誰でも簡単に作れるクマですが、いくつか注意点があります。
作るときの参考にしてみてくださいね。
定期的にねじる
モールアートでは、モールの緩みは禁物!
定期的に「ねじる」作業が組み込まれています。
1回で不安な場合には、2回3回と繰り返すことで安定性が増します。
緩みなく成形すると、形を整えやすくなるので確認を怠らないようにしましょう。
アレンジいろいろ
首元のリボンは、自由に変更可能です。
一例としてリボンを挙げましたが、手にお菓子を持たせたり洋服を着せてもかわいいですね。
自由なアイディアで楽しんでください。
モールアートの作り方を紹介!動物が簡単に作れるのまとめ
今回はモールを使ってクマを作ってみました。
最初は混乱するかもしれませんが、慣れるとテキパキ作業できますよ。
耳の長さや傾きを調節すれば、他の動物を作ることも可能です。
モールアートの基本として覚えて、少しずつアレンジを加えてみてくださいね。