ステンドグラス風ガラス絵の具の工作に挑戦!作り方を解説
美しい色合いが特徴のステンドグラス!
個人で扱うのは難しい…と、諦めていませんか?
実は100均材料を使って、ステンドグラス風の作品を作れるんです。
今回はガラス絵の具を使って、可愛い作品を作ってみましょう。
ステンドグラス風ガラス絵の具とは
ガラスに描ける絵の具で、乾くと透き通るのが特徴です。
光の加減や色の組み合わせによって、ステンドグラス風の作品も作れます。
100均や文具店で手軽に手に入ることから、工作材料として幅広く親しまれています。
ステンドグラス風ガラス絵の具の工作に使うもの
100均で全ての材料を揃えられます!
内容量が多く、たくさん楽しめるのでおすすめです。
今回はダイソーで購入しました。
- ガラス絵の具
- 爪楊枝
- ガラスコップ
ステンドグラス風ガラス絵の具の作り方
それでは、作り方を確認していきましょう!
グラスの水気をとる
乾いたグラスを用意して、完全に水気が飛んでいることを確認しましょう。
怪しければグラスをさっと拭き取り、汚れや水気を除去します。
デザインを決める
グラスに描くデザインを決めましょう。
全面に描いてもいいですが、最初はハートマークやイニシャルなど、小さめのモチーフから書くのがおすすめです。
モチーフから少しずつデザインを派生させると、無理のない範囲でアレンジできるよ!
今回はアルファベット「H」を中心に描き、周りにデザインを加えてみます。
グラスに直接描くのもいいですが、今回はシールを作って後から貼り付けることにしました!
取り外しができるのでコップだけでなく、冷蔵庫や窓ガラスにも貼り付けられます。
フリーハンドでデザインを描いてもいいですが、不安な場合には見本を用意すれば安心です。
「ステンドグラス 図案」などで調べてみてくださいね。
余裕があれば、印刷した図案の上にクッキングペーパーや透明ファイルを重ね、図案に沿って描きましょう。
ズレるのが心配であれば、テープを貼って固定してくださいね。
クッキングペーパーは透明度が低いので、今回はより写しやすい透明ファイルを使いました。
ファイルは間にデザインを挟めるから、ささっと準備が完了するね。
ステンドグラスの枠を取る
デザインの枠取りをしましょう。
黒のガラス絵の具を使ってデザインを描いていきます。
枠の中を複数の色で塗りたい場合には、このタイミングで仕切りをつけることを忘れずに!
例えば、このダイヤは4色で塗りたいので中に十字を引きました。
枠取りなしで色を重ねると、こんな感じです。
色合いはとても綺麗ですが、境目があやふやになってステンドグラスのような印象はありません。
二度に分けて作業するのは面倒かもしれませんが、まずは枠取りから始めましょう。
枠取りをしたら、1時間ほど乾くのを待ちます。
色を重ねる
乾いたら、好みの色を重ねていきます。
チューブを動かしながら塗るのは限界があるので、筆や爪楊枝を使うのがおすすめです。
中央にガラス絵の具を出したら、少しずつ伸ばして塗っていきます。
細かな部分は直接色を乗せると潰れてしまうので、別紙に取り出して筆や爪楊枝の先端につけてから塗ってみてください。
塗り終わったら、乾くまで待ちます。
ガラス絵の具の厚み(重ね具合)によって時間は変わりますが、2時間~8時間ほどかかるでしょう。
乾ききらないうちに触らないよう、注意しましょう。
そっと剥がす
乾いたのを確認したら、破れないようにそっと剥がしてください。
強い力で無理やり引っ張らず、難しいと感じたら反対側や複数箇所から徐々に剥がしてみてください。
剥がれにくいときには、冷蔵庫で少し冷やしてみるのもおすすめです。
貼り付ける
完成したシールをグラスに貼り付けたら完成!
残念ながら透け感はありませんが、色のバリエーションが多く、ステンドグラスを思わせる出来上がりになりました。
ステンドグラス風ガラス絵の具を作る際のポイント
最後に、上手に作るためのポイントを確認してみましょう!
絵の具の量によって乾かす時間は変わる
ガラス絵の具の量によって、乾かす時間は変化します。
参考までに、上の画像で比較してみましょう。
2mm程度の厚みであれば、1〜2時間ほどで乾くようです。
中心は怪しいですが、強い力を加えなければ問題ありませんでした。
室温やデザインによって所要時間は異なるので、参考時間としてください。
厚みがあるほうが、シールとして使いやすい
ダイソーのガラス絵の具はチューブに入っているので、量を調整しやすく思い通りに仕上げられます。
何を作るかによって、厚みを調整するように意識してみましょう!
シールとして使うのであれば、2mm以上の厚みで作るようにしましょう。
貼る・剥がすを繰り返すうちに、劣化してしまいます。
薄く塗るなら、筆を使うのがおすすめ
ステンドグラス風のデザインにとらわれず、薄塗りでも楽しめます!
筆にとって伸ばしたり、上から色を重ねると幻想的な仕上がりに。
伸ばすだけなので、失敗知らずで子どもでも楽しめます。
時間がないときには、この方法を試してみてくださいね。
ステンドグラス風ガラス絵の具の工作に挑戦!作り方を解説のまとめ
ステンドグラス風工作がまさかこんなにも手軽に作れるとは、驚きですよね!
カラーバリエーションも豊富なので、色を混ぜたり重ねたりしながら、オリジナル作品を作ってみてくださいね。
インターネットに見本となるデザインがたくさんあるので、参考にしてみてください。